このブログでは、
人生なるべく充実させたい人のための
仕事観、子育て観、人間関係構築法、不安や悩みの対策、
自分をなんとか好きになること、日常を新鮮にすること、
夢を現実化すること、などについて書いています。
人生なるべく充実させたい人のための
仕事観、子育て観、人間関係構築法、不安や悩みの対策、
自分をなんとか好きになること、日常を新鮮にすること、
夢を現実化すること、などについて書いています。
太田香織です。
また山ほどたけのこが追加されました。
たけのこの和風ピザに、
さて
「ペスト」やっと読み終わりました。
恥ずかしながら私にはこの本には
「異邦人」を書いたカミュの
パンデミック小説、
「異邦人」を書いたカミュの
パンデミック小説、
というだけの予備知識しかありませんでしたが、
半分と少し読み進めたところで、
この本読みごたえありまくり・・・!
と思って
あとがきの「解説」を先に読んだら、
この本読みごたえありまくり・・・!
と思って
あとがきの「解説」を先に読んだら、
カミュって
「44歳という異例の若さでノーベル文学賞」を受賞していたのですね。
「44歳という異例の若さでノーベル文学賞」を受賞していたのですね。
恥ずかしながら
ぜんぜん知りませんでした。
ぜんぜん知りませんでした。
この「ペスト」はカミュの作品の中でも「大作」で、
発表されるやいなやフランス国内はもちろん
諸外国にも熱狂的な反響を呼び起こし、
その名声は世界的なものとなった。
諸外国にも熱狂的な反響を呼び起こし、
その名声は世界的なものとなった。
そして46歳のときに
自動車事故で亡くなった、
自動車事故で亡くなった、
のだそうです。
若くして世を去る天才ですね。
とにかく
重厚な文学作品でした。
重厚な文学作品でした。
「ずいぶん疲れることだよ、ペスト患者であるということは。しかし、ペスト患者になるまいとすることは、まだもっと疲れることだ。つまりそのためなんだ、誰も彼も疲れた様子をしているのは。」
現在のコロナに置き換えても
なんとなく通じるものがありますが、
ここでの「ペスト患者」とは、
なんとなく通じるものがありますが、
ここでの「ペスト患者」とは、
文字通りの意味だけにとどまらないのでした。
これは
単にパンデミック小説と思っていいものか?
不条理を目にしたときの
人の反応や選択についてだったり
短く散りばめられている家族愛だったり
人の反応や選択についてだったり
短く散りばめられている家族愛だったり
悲劇的に描かれているのでも
恐怖をあおるように描かれているのでもなく
これが文学ってやつなんだな、
と、
芸術をしみじみ堪能した気分になりました。
と、
芸術をしみじみ堪能した気分になりました。
いちばん最後の段落がまた
なんと!そうなのか・・という。
なんと!そうなのか・・という。
今、
世界がこのようになったからこそ
手に取った本であり、
コロナ騒動がなければ
きっと読むことはなかった本です。
手に取った本であり、
コロナ騒動がなければ
きっと読むことはなかった本です。
現在、流行病の怖さを体験中の私たちだからこそ
この本を読んでも共感できることが多々ある上に、
ノーベル文学賞を受賞した作家の
この本を読んでも共感できることが多々ある上に、
ノーベル文学賞を受賞した作家の
大作を完読したという、
なかなかすごい充実感と達成感を味わえる、
「ペスト」
なかなかすごい充実感と達成感を味わえる、
「ペスト」
今だからこそ、
じっくり読んでみると
きっとよい時間が過ごせる、と
思います!
じっくり読んでみると
きっとよい時間が過ごせる、と
思います!
私は登場人物のなかで「タルー」が
いちばん好きでしたね(^^)
いちばん好きでしたね(^^)