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Channel: 門学ブログ|門鑑定の舞台裏|社会で地に足をつけて現実離れせずスピリチュアルを大切にできる技
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反発・反抗される理由と対策

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このブログでは、
人生なるべく充実させたい人のための
仕事観、子育て観、人間関係構築法、不安や悩みの対策、
自分をなんとか好きになること、日常を新鮮にすること、
夢を現実化すること、ときには日記、を書いています。
 
 
ただいま2日に1回の更新にしています
 
 
太田香織です。
 
 
 
朝のお散歩
紅葉が綺麗ですもみじ

 

 

 

 

 

このごろあまり整体の部屋に来なくなったネコ。

今日は掃除中にやってきて、かくれんぼしてました。

 

 

 

 

 
 
さて
 
 
 
たとえば子供が中学生高校生あたりになると、
「反抗期」といわれるものを迎えます。
 
難しい時期であり、手を焼く時期です。
 
 
 
 
また 子供に限らなくても、
年下の人や、部下のように立場が下の人を育てたり
一緒にやっていかなければならないときにも、

なるべくこちらの話を聞いてもらいたい、
言ったとおりに動いてほしいものです。
 
 
 
 
「反抗期」についてですが、
 
子供は「思春期」なるものは確かにあって、
子供から大人になるにつれて
人との距離感、関係性をうかがことだったり、
自分自身が精神的にもしっかり根を張っていくことだったり、
いろいろと感じ取り、
考え、
体当たりで突っ込み、
もがくかのような行動を見せます。
 
心の中ではいろいろなものが
渦巻くことでしょう。
 
 
 
それは必要な時期ですし、
誰にでも多かれ少なかれあることと思います。
 
 
 
 
しかし
「反抗」となると、

反抗する必要がなければ
しないのです。
 
反抗したくなるような対象がなければしません。
 
 
 
 
人と人との関係において、
人は、
それぞれ「エネルギー」を持っています。

心のエネルギーのようなもの、
意志や気力のエネルギーのようなものです。
 
このエネルギーが多ければ多いほど、
心やメンタルに余裕が持てます。
 
人に優しくもできるし、
おおらかでいられるし、
自分だけのことに必死になったりしません。
 
 
 
 
エネルギーが枯渇すると
心理的に苦しく、不安定になります。
 
だからどこかからエネルギーを得ようとします。

いちばんいいやり方で、
つまり
優しくされたり認められたり愛されたりして
エネルギーをもらえればよいですが、

エネルギーを「奪う」「盗む」「狩りにいく」
かのように取りにいくこともあります。
そうでもしなければ生きていけないレベルになります。
 
 
 
 
人から人へのエネルギーの移動で、
一番健全なのは、
前述したような
「優しくされたり認められたり愛されたり」
です。
 
小さい子供を見た大人が、
かわいいなあと思ってニコニコ見てるとします。
 
このとき、
子供にエネルギーが流れます。(自然に流れる)
それでいて、
大人からもエネルギーが減ることはありません。
 
心からかわいいと思うとき、
エネルギーはむしろ増えるというか活性化します。
 
エネルギーが一方通行にはなりません。
 
 
 
 
エネルギーが一方通行の、
「奪う」「盗む」

まず「奪う」の典型的なものは
イジメです。

言葉でのイジメもそう、
暴力のイジメもそう。
 
犯罪レベルのものももちろん。
 
そして日常でもよくあるのは
怒りをぶつけたり、
キツイ言葉でなじったり、
こき下ろしたり、
卑下したり、

そういうことでもエネルギーを奪うことになります。
 
 
 
 
奪われたほうはどうなるか?
つらいですよね。
苦しいですよね。
怒りが湧くかもしれません。
恨みや殺意になるかもしれません。
 
怒りや殺意が湧くほどのエネルギーさえ残っていなかったら
どうなりますか?
 
 
 
 
次に
エネルギーを「盗む」のは、
エネルギーバンパイアのようなものですが
知らないうちに人から依存されているようなケースが
これにあたります。
 
人の善意につけこんで、
言葉巧みに気を引いて、
優しくしてもらったり金品をもらったり、
何らかの利益になるような言動を相手から引き出します。

確信犯的にそれをやる人はいるし、
そういう人は、
エネルギーを盗める人を探す嗅覚がおそろしく鋭いです。
 
エネルギーが盗まれているにもかかわらず、
善意の人は「私がいなくちゃこの人はダメになる」とか
「この人にはよくしてあげないといけない」と思い込んでいて、
心がボロボロになってきても
この一方的な関係になかなか気づかないことが多いです。
 
 
 
 
上記のような、
確信犯的で強制的なエネルギーの獲得のしかたはさすがにできない、
と思う良識的な人は、

エネルギーが減ってしまったときに
誰かが「健全に」エネルギーをくれないか、
探しまわります。
 
健全にエネルギーを与えてくれる人に
出会えたらいいですよね。
ホント。
 
信頼できる大人、
先生や先輩、
親友、恋人のような存在に
出会えたら。
 
 
 
なかなか出会えないときは
本当に本当に大変です。





以上のようなエネルギーの関係をふまえると、
「反抗」
というのは、

せっかく精神を自立させようとしている思春期の子が、
その自分の「大切な心の領域」を
侵略されたり壊されそうになったり否定されたりしたときに、

自分を必死で守るためにすることだと言えます。
 
 


つまり、
もし親が子供のことを根本的に認めていて、信頼していれば、
エネルギーを親に奪われることはなく、
本腰いれて反抗することはないはずです。
 
反抗する理由がないですから。
 
 
 
 
部下なども同じように、

根本的に信頼関係がある上で
仕事上のミスを注意したり
成長できるようにアドバイスしたりするのであれば、

ひどい反発には至らないはずです。
 
健全な関係でいられるはずです。
 
(相性や、お互いの特性もあるので万能ではありませんが)
 
 
 
 
 
エネルギーの行き来は、
2つ前の記事「人への想いは単純じゃない」に書いたように、

子供のことを大事に思っているし愛しているのだけど
子育てはいろいろしんどい、手がかかる、悩みもある、
といったようにたくさんの無意識的な想いが行き来しているので、

難しい局面もいろいろあります。




また、
門学の、
門の相関図からわかるように、
 


 
エネルギーの流れに
方向性があることもあります。
 
 
 
 
しかし、

今日書いたような、

どういうときにエネルギーが苦しみを伴いながら奪われて、
どういうときにエネルギーが健全に移動するのかを
理解していて、

さらに
自分のエネルギーを大切にすることと、
人のエネルギーも大切にすること、
どちらも意識して心がければ(片方ではだめなのです)、

人との関係は、
だいぶ良いものに変わります。
 
 

 
もし
人間関係に、
行き詰まりを感じたら、
このへんを見直してみてはいかがでしょうか。
 
そしてどうにもムリなのだと判断したときは、
他人であれば、
関係を切ることも必要です。
 
 
 
 
親子だったら・・・
勘当ってことになり、
よっぽどのときですね。
 
 

 

 

 

 

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中型・大型自動二輪を取得し
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